ドッグフードの相場は?

人間の食品と同じように、ドッグフードにも安いものから高級なものまで幅広くあります。
特に安いフードでは粗悪な素材を使用して値段を抑えている場合がありますので、極端に値段の安いものは避ける方がいいでしょう。
ドッグフードの相場は1kgあたり2000円で、この金額より安い場合には注意して下さい。

安いフード

安いフードは1kgあたり500円以下で売られていますが、この金額に出来るだけの理由があります。

主原料

一般的に安いフードの原材料には、トウモロコシや小麦など穀類が主原料とされている場合がほとんどです。
トウモロコシや小麦は価格が安いため、穀類主原料のフードにする事でコストダウンに繋がります。
しかし犬は穀物を消化するのが苦手なため、胃腸に負担をかけるため胃腸の弱い愛犬には不向きです。
また穀物は炭水化物を多く含むため肥満に繋がりやすく、肥満の気になる愛犬にも不向きになります。
1-2肉類
安いフードに使用されている肉類は、副産物や4Dミートなど人が食べられないような粗悪な原料が使われています。
本来なら捨てるべき部分を使用する事でコストダウンに繋げています。
そんな質の悪い原料で作られたフードで、犬の必要とする栄養素をまかなえるはずはないため、すべての愛犬に不向きです。

添加物

ドッグフードは酸化や湿気などにより食べられなくなります。
そのため酸化防止剤などの化学物質を加える事で、酸化やカビを防ぎ賞味期限が長く設定できるようになります。
しかし化学物質とは本来なら自然界に存在しないものですので、これらが体内に入る事で有害な作用が起こる場合があります。
身体の小さな犬では人以上に身体に栄養を与える可能性が高いため、できるだけ避けたほうが良いでしょう。

上記の素材を避けると、最低でも1kgあたり1000円以上になります。

プレミアムフード

プレミアムフードとは価格の安さではなく安全性にこだわったフードの事で、1kgあたり1000~3000円程度の価格で売られています。

主原料

プレミアムフードになると主原料には犬が一番必要とするタンパク質源となる肉類が記載されています。
もちろん質の悪い素材は使用しておらず、チキンやビーフ、ラム肉、サーモンなど何の肉を使用しているのか明確に記載されています。

添加物

身体の害になりやすい化学物質は加えず、品質の保持には天然由来のものを使用しています。

上記以外にもブランドのコンセプトに合わせて、グレインフリーフードや無添加フード、オーガニックフードなど使用する原料を選別しています。
プレミアムフードのなかでもどんな種類が良いかは、愛犬の体調や正確を考慮して考えてあげて下さい。