たくさんあるドッグフードのなかから愛犬にぴったりのドッグフードを選ぶには、何よりも愛犬に食べさせて体調を確認する事が大切です。
ドッグフードの情報や口コミなどからよさそうなドッグフードを選び、そのドッグフードを与えている事で愛犬の体調にどのような変化があるのか観察して見て下さい。
相性を確認するポイントとしては、嗜好性、糞便の状態、目ヤニや涙やけの有無、被毛や皮膚の状態などがあります。
嗜好性
愛犬が喜んで食べてくれる事が一番大切な項目といえます。
品質のよいフードは素材の鮮度もよく嗜好性が高いとされていますが、愛犬の好みの問題もありますので食い付き具合を確認しておくのがオススメです。
食い付がいい(嗜好性が高い)フードでも脂肪や合成香料を使用しているドッグフードはオススメできませんので、あくまでも品質のよいフードから嗜好性の高いものを選んであげて下さい。
糞便の状態
糞便の状態はドッグフードの相性でも一番わかりやすい項目です。
ドッグフードが体にあっていないと軟便になりやすいとされており、フードを切り替えてからしばらくしても軟便が解消されない場合は相性が悪い場合があります。
アレルギーとまではいかないでも特定の食材に反応している場合がありますので、そのフードの原料をメモしておくのがオススメです。
目ヤニや涙やけの有無
目ヤニや涙やけの有無はドッグフードの消化性と深く関わっているとされています。
というのも目ヤニや涙やけはドッグフードに含まれるタンパク質が消化しきれずに残る事が原因で起こる場合があります。
消化しきれない原因としては、タンパク質の質が悪い(消化できない)、タンパク質が多すぎる(消化しきれない)の2パターンあります。
品質の良いドッグフードを選んでいる場合は後者のパターンである可能性が高いため、タンパク質割合の少ないフードに変更するのがオススメです。
被毛や皮膚の状態
相性のいいドッグフードを与える事で、体に必要な栄養素がしっかりといきわたります。
そうすると被毛の艶や、皮膚の健康状態がよくなります。
この変化はフードを変更してから3ヵ月後ほどに出てくるとされていますので、すぐに判断できる項目ではありませんが重要です。
逆に被毛がパサついたりベタついたりする場合や、換毛期でない時期に毛が過度に抜ける(脱毛)場合が、ドッグフードがあっていないので違うフードに変更するようにして下さい。
相性のいいドッグフードを与える事で、体調や被毛・皮膚などの健康状態に大きく反映します。
長生きするためにも健康な状態を保つ事が大切ですので、ドッグフードの相性にもこだわってみて下さい。